仮面ライダー1号


『仮面ライダー』シリーズ45周年を記念して創られた映画です。

45年にわたって世界の平和の為に人知れず活動を続けてきた本郷猛・仮面ライダー1号。しかしその身体は相次ぐ戦いの中で限界を迎えようとしていた。そんな中、仇敵ショッカーによって、恩師である立花藤兵衛の孫・立花美優が狙われていた。帰国した本郷は、若き仮面ライダー、天空寺タケル・仮面ライダーゴーストと、深海マコト・仮面ライダースペクターと共に、復活した地獄大使が指揮するショッカー、そして新たに台頭した組織であるノバショッカーとの戦いに身を投じる、というのがストーリーです。

見どころはなんといっても、藤岡弘、さん演じる本郷猛の存在感といえます。テレビ版の本郷よりも、藤岡さん自身の思想や行動原理がそのまま役に現れている、ということもできますが、ボディアクションや生命に対する考え方など、男らしい魅力にあふれています。

大杉漣さんが演じているショッカーの大幹部・地獄大使も見どころたっぷりです。宿敵である本郷の健在ぶりに喜ぶかのようなそぶりをしたり、最終決戦では「地球は俺の獲物。それを汚すノバショッカーは許せん!」とライダー側に加担したり、と人間味あふれるキャラクターとして描かれています。

そしてバトルシーンが見ごたえがあります。様々な特殊能力を駆使して活躍する若きライダー2人と、徒手空拳のみで戦う仮面ライダー1号との対比は観ていて飽きませんし、ラスボスであるウルガアレクサンダーとの戦いは、『仮面ライダー』シリーズきっての緊迫感があります。