比喩?それとも、本当のロボット?「ROBOT」


「ROBOT」は、Do As Infinityの楽曲です。

アルバム「Need your LOVE」に収録されています。

前回紹介した「夜鷹の夢」が目当てで買ったCDなのですが、何度も聴いているうちに、他にもお気に入りの曲がいくつか出来ました。これは、そのうちの一曲。

歌詞を読んでいると、タイトルの通り機械仕掛けのロボットが、自分のことを紹介しているように思えます。

「僕は素晴らしい ROBOT」

「望まれた通り 寝ずに働いてみせる」

描かれているのは、テンポの良い曲に似合わない、無機質な日常です。

いや、それとも単なる比喩で、機械のように無感情な生活を送る、人間の男性を描いているのかも……?

ロボットというのは、自虐を込めたブラックジョークなのかも?と、色々と解釈のしようがあり、想像も膨らみます。

会社の命令通りに動く自分を、機械のようだと、ロボットに例えているのかもしれません。

それにしても、この歌の中にあるのは楽しみも喜びもない、無感動な毎日をこなすだけの毎日です。大切なのはスケジュール、数字は完璧に、結果を出すことが何より重要。

「彼」が人間であろうと、本当のロボットであろうと、そんな自分を醒めた目で冷静に観察、受け止めているようです。

「背中に君が 腕まわしても ぬくもり 安らぎ 感じない」

仕事以外のことに感心を持てない、誰かの好意を嬉しく思えない、そんな自分に空しさを感じているかのような……。

爽やかでアップテンポの曲だけに、その異質さをより感じます。不思議な味わいの曲です。